診療科目
ホームケアで陥りがちなお口の綺麗不足
定期検診と定期的な歯のクリーニング
口臭治療
口臭について
口臭とは、呼気とともに口の中から発生する悪臭のことを言います。 口臭は大きく分けて他臭症と自臭症の2つに大別されます。 他臭症では、本人が自覚していないケースが多く、会話中に相手に不快感を与える程、著しい口臭を持っています。 自臭症では、周囲の人たちはほとんど臭いを感知しておらず、もっぱら本人だけが自覚する症状です。
口臭には「生理的口臭・外因的口臭・病的口臭」があります。
生理的口臭
健康な人にもある口臭です。朝起きたときや空腹時、緊張して唾液の量が減った時などに出やすくなります。病的なものではないので、ちょっとした注意や気配りで抑えることが可能です。
外因的口臭
ニンニクやニラを食べた後やタバコを吸った後に一時的に出るものです。
病的口臭
全身的な病気が原因の口臭はごく少数。ほとんどの原因は歯周病やムシ歯、お口の中の不潔、綺麗不足です。お口のケアをすることでほとんどの口臭は防ぐことができます。
口臭治療とは
検査
口腔内検査、舌の検査、レントゲン検査、唾液検査、口臭測定器による悪臭ガスの濃度測定をします。
(悪臭ガス濃度測定器:わずか45秒の測定時間で口臭濃度を判定します。)
一般歯科治療及び口腔清掃
虫歯や歯周病が原因となっている時は、徹底的に局所の治療を行います。
虫歯や歯周病の予防及び進行抑制のために歯と歯肉のクリーニングを定期的に行うことをお勧めしております。虫歯も歯周病も細菌感染症であり、その温床となっているのがプラークです。
プラーク除去の基本はあくまでも患者さん自身による毎日のブラッシングですが、これに加えて通常のホームケアでは取り除くことができない細部のプラーク及び歯石を専用の器具と薬剤を用いて担当の衛生士がクリーニングいたします。又、舌に付着した食べカス、粘膜カス、細菌の集合体である舌苔の除去の指導を行います。
虫歯や歯周病の治療が終了した後も1ヶ月~6ヶ月のサイクルで継続して定期的にお口の中の清掃をして健康管理を行うことが大切です。気軽に歯と歯肉をクリーニングしましょう。
生活指導
口臭は唾液分泌量の減少が大きく影響しています。唾液量減少の原因となっている悪習癖や生活習慣を改善します。
薬剤使用
口臭治療に特化したうがい薬プロフレッシュと口腔内細菌の環境改善の為のプロバイオティクス ロイテリ菌の使用をお勧めします。