セントマークス歯科

歯周病は早期発見・早期治療

診療科目

歯周病は歯のまわりの組織の疾患

歯周病は全身疾患につながる

歯周病治療・予防

歯周病予防の重要性

歯周病治療・予防

虫歯が歯そのものの疾患であるのに対し、歯周病は歯のまわりの組織(歯根膜、歯ぐき、歯槽骨など)の疾患です。最初は歯肉の軽度の出血や腫れにはじまり徐々に慢性的に進行し、歯が少しずつグラグラと揺れはじめ最終的には抜け落ちてしまう恐い病気です。
当院では、従来のスケーリング・ルートプレーニングに加えて、エルビウムヤグレーザーを用いた歯石除去と殺菌消毒・歯周組織細胞の活性化を行なっております。

エルビウムヤグレーザーの歯周病への4つの効果

歯肉縁下歯石の除去

歯周ポケットの内部にできてしまった歯石を痛みや不快感なく除去可能です。レーザー治療で歯石を除去できるのはエルビウムヤグレーザーだけです。

歯周ポケット内の殺菌

歯周病の原因である歯周ポケット内の歯周病菌などを殺菌、そして除去することが可能です。菌を減らすことで、治りが早くなり、歯肉は健康になっていきます。

エンドトキシンの無毒化

エンドトキシン(内毒素)とは、細菌の細胞壁に含まれる毒物のことです。細菌を物理的に取り除いても歯の根の表面や歯肉には毒が残ってしまいますが、エルビウムヤグレーザーで歯周病菌を殺菌すれば、エンドトキシンの無毒化も同時に行うことができます。

バイオフィルムの破壊

バイオフィルムとは細菌同士が集まってへばりついているもののことです。簡単には洗い流すことができず、新たな細菌を次々と巻き込んでいくものですが、エルビウムヤグレーザーを使用することで、集まった細菌を破壊することが可能です。

歯周病の進行

健康な歯肉

健康な歯肉

健康な歯肉は薄いピンク色で歯と歯の間に引き締まった形で入り込んでおり、歯と歯肉の溝(歯周ポケット)は3mm以内です。

歯肉炎

歯肉炎

歯と歯肉の境界部分に付着したプラークの中の細菌が毒素を出して炎症を引き起こした状態です。歯肉の先端部は丸みをもって膨らみ赤く腫れた状態で歯磨き程度の軽い刺激でも出血しやすくなります。

中度歯周炎

中度歯周炎

歯を支えている歯肉の中の歯槽骨まで炎症が進んだ状態です。歯周ポケットは3mm以上の深さになり通常のブラッシングだけではプラークを除去できなくなり歯周ポケットから血や膿が出て口臭もひどくなります。

重度歯周炎

重度歯周炎

さらに歯槽骨の破壊が進むと歯がグラグラしてきて痛みが強くなり噛むことができなくなります。

歯周病には歯科衛生士のサポートが不可欠

日本人の成人約80%が何かしらの歯周病に罹っていると言われています。その歯周病の直接の原因はプラークです。プラークは多くの種類の細菌が増殖してかたまりとなったもの。歯周ポケットでは酸素の少ない場所を好む歯周病細菌が、毒素や酵素を放出して歯周組織を破壊します。

歯周病セルフチェック

  • 歯ぐきに赤く腫はれた部分がある。
  • 口臭がなんとなく気になる。
  • 歯ぐきがやせてきたように見える。
  • 歯をみがいたあとに歯ブラシに血がついたり、すすいだ水に血が混じることがある。
  • 歯と歯の間の歯ぐきが、鋭角的な三角形ではなく、うっ血していてブヨブヨしている。
  • ときどき、歯が浮いたような感じがする。
  • 指でさわってみて、少しグラつく歯がある。
  • 歯ぐきから膿が出る。

チェックが1〜2個の場合、歯周病の可能性があります。念のため歯科医院で、歯周病でないかどうか確認しましょう。

歯を失う原因トップは歯周病

歯を失う原因

※ 歯周病は年齢とともに悪化して40歳以降、急速に歯が失われる原因となります。

歯周病は全身疾患とつながる

歯周病と全身疾患

※ お口の中の細菌が誤嚥や血液を経由し全身へと流れ疾患を引き起こす。

歯周病はお口の中だけの病気と思われがちですが、全身に様々な悪影響を及ぼすことが昨今わかってきました。
歯周病菌は毒素や炎症性物質を大量に放出します。こうした有害物質が血流に乗り、全身に流れ、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの血管障害を起こす危険性を高めます。また糖尿病を悪化させることも…。妊娠時に歯周病を放置すると、早産や低体重児出産のリスクが増加するとも言われています。

予防・治療には、お一人お一人のお口の状態に合わせた歯科専門の歯のクリーニングをご用意しております。

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